さて、本日プレーオフが終了し今季日本一が決まりました。
女子は北國銀行が30-17でオムロンを下し、全勝優勝。
今年度の国内大会すべて勝って四冠達成でした。
男子は大崎がトヨタ車体に25-24の一点差で勝利し、日本一に。ほんとにどっちが勝つか最後まで分からない鳥肌の立つ試合でした。
プレーオフは正直見るつもりがありませんでした。
でもたまたま見る機会があり、見てよかったと今は思っています。
やっぱりあの舞台でハンドボールできることは特別で、誰しもが立てる場所ではないし、立ったとしてもそこで何か残せるとしたら、それは相当の努力と覚悟と気持ちを持った選手だけなんだろうなって。
テレビの画面越しだったけど、たくさんの選手の悔しさとか嬉しさのいろんな表情を見てすごく伝わってくるものがありました。
それで、心から思ったこと。
「来年は必ずあの舞台に立つ。」
そして、
「ブルズにしか出来ないハンドボールで見ている人を楽しくしたい。」
ひとつは目標、ひとつはそうなったらいいなって思います。
そのためにちょっと振り返りたくない過去と向き合おうと思います。
昨年度のブルズの成績は18試合行って4勝1分13敗で6位。
今季ブルズの戦績は12試合行って、4勝2分6敗の5位。
順位は1つ上がりました。
他チームとの勝点を比べてみると
3位ソニー 勝点11
4位メイプル 勝点10
5位ブルズ 勝点10
6位三重V 勝点9
それぞれ順位の差が勝点1以下という混戦だったんですね。
そんな中でブルズは引き分けの試合が2回ありました。
そこであと1点決めて勝っていれば勝ち点が1入り、プレーオフに行けていました。
誰かがあと1点決めていれば、
私があと1点でも阻止していれば、
プレーオフの舞台に立てていた。
勝負の世界はシビアですね。
そんな1点を取り切れなかった、守りきれなかった弱いチームだったんでしょ?そんな簡単にいくわけないじゃん?
勝負の神様がまだまだ足りない、出直してこいと言っているんでしょうね。
ほんと神様ドS。笑
以前からブログにも書かせて貰ってますが、
移籍して痛感しているのが、ブルズのハンドボールをする環境の悪さ。
よくこんな環境でみんなやってるなって思ってしまう毎日。
それを言い訳にしないと決めて取り組んできたつもりでした。
実際1年戦ってみて、勝ったことないチームに勝てたり惜しい試合が増え、手応えも感じることができました。
でも掴めなかったプレーオフ。
なんでこんなにみんな頑張ってんのに、大変な思いして、悔しい思いもしたのに。勝てないんだろう。
そんな事を負けた後感じました。
それで思ったのが、
頑張ったのはこの環境を乗り越える事であって、
「ハンドボールではなかった」んじゃないかなと。
結局私たちがするのはハンドボールで、
勝負するのはハンドボール。
個人としてチームとしてそこに100向き合えていたのか、振り返った時に私の中では?がつきました。
みんなの意識が変わっていったのも事実。
より勝つことに目を向けてみんな努力していました。
でもどっかでこの環境でのいっぱいいっぱいになり、それを上回ることをしてなかったんじゃないかって。
主力選手に怪我が多く出てしまったこと、
その穴をカバーできなかったこと、
チームとして安定した戦いができないこと
ただでさえ、一流選手がいないチームが一流選手を相手に戦ううえで私には、私たちには足りないものばっかり。
本当にそこに全員で向き合えていたら結果はもっといいものだったんじゃないかって今は思います。
正直つらいですよ。
今よりもっと頑張れって。
頑張ってる人に頑張れって言うなよってやつ。
でもその頑張りで満足するの?
他のチームより努力できてる?工夫できてる?
ここから上に這い上がりたいから、
もう一回自分に問い、質したいと思います。
では、最後に。
今季たくさんの温かい応援、ありがとうございました!
チームのみんなももちろん、
ブルズを応援してくださる関係者の方、ファンの方、温かい高山のみんなに迎え入れてもらって幸せです。
いい時も悪い時も励ましの言葉、声援、沢山の力をもらいました。
来年、プレーオフという形で恩返しを必ずします。
ブラックブルズはまだまだ発展途上。
課題も山積み。
でも、それをクリアできれば伸びしろだらけ。
最高に可能性に満ちてるチームだと私は思ってます。
またみんなと最高に楽しいハンドがしたいから。
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来季こそ‥来季こそ‥!
応援しています!
来季も沢山の勇気をください!
*\(^o^)/*